会長ご挨拶 - 田園調布医師会

会長ご挨拶

医師会長挨拶

 ここ大田区は、東京23区の中で最も広く、73万人を超える区民の皆さまが生活をされています。田園調布医師会は、区民の皆さまの健康を支えるため、区の行政とも協力しながら様々な医療活動を行なっています。

 現在、新型コロナウイルス感染症のため、不安な気持ちで日々を過ごされている方も多いと思います。田園調布医師会では、大学病院や荏原病院などの病院と連携して、診断、治療にあたっています。また各診療所では、感染防止に努めながら、皆さまの日常診療を行なっておりますのでどうぞご安心ください。

 日、祭日、年末年始などには医師会館に休日診療所を開き、午前9時から午後10時まで、内科、小児科の診療を行なっています。また、特定健診、長寿健診、各種がん検診、ワクチン予防接種、認知症検診や骨粗しょう症検診なども、お近くの診療所で実施されております。(詳しくはお問い合わせ下さい)

 健康と思えるときにこそ、また少しでも何か不安を感じるときにこそ、受けていただきたいのが健診や検診です。さらに、その結果を相談できる「かかりつけ医」がいることも重要です。ご存知の通り、慢性疾患は、その先の大きな病気を招かないために日ごろのコントロールが大切です。死因の1位であるがんも早期に発見できれば、決してその全てが不治の病ではありません。ぜひ、これらの健診や検診を積極的に受診されることをお勧めします。

 また区民の皆様が、住みなれたこの町で、自分らしく生活し続けられるように、医療、介護、福祉の連携も重要と考えます。田園調布医師会では、訪問看護ステーション、地域包括支援センター、在宅医療相談窓口を運営して、円滑な医療連携、情報共有を進めています。

 お子さんからシニアまで、これからも元気に力強く、胸をはって生活できることを願って。

田園調布医師会会長 内山 浩志    

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